教授
博士(保健学)
Atsuko Kitagawa
北川 敦子
- 専門分野
- 創傷看護学、
成人看護学(慢性期)、老年看護学 - 資格
- 看護師
研究テーマ
- ・地域における軽度認知障害(MCI)
- ・認知症患者の人生の質(QOL)の測定
現象の解明から
生活支援技術の開発・普及を目指す
私はこれまで看護学を主軸において研究をしてきました。自身の大学院で恩師から頂いたテーマ「終末期のがん患者にはなぜ褥瘡ができやすいのか」で組織学の道に踏み入れ、その後、このテーマを突き進めながら現在は「高齢者の皮膚はなぜ脆弱なのか?創傷予防の新しいスキンケア方法はなにか?」というテーマに取り組んでいます。私は褥瘡をはじめとした皮膚に関わる研究を主として研究者人生を歩んできましたが、単に現象を解明するのみではなく、解明した現象をよりよくするための看護技術を開発する研究にも取り組んできました。恩師とともに一緒に創った成果物が、患者様や看護・介護者に使われ、その使ってくれた方の笑顔が多くなり、「楽になった」という言葉を聞いた時に、本当に研究をしてきてよかった!と胸を熱くしました。現象の解明にとどまらず、結果を活かして次のアクションを創りだす研究は、自分だけではなく広く支援を必要とする人々に恩恵をもたらすことができると信じています。これまで培った研究デザインを駆使して、疑問となる現象を解明し、困っている方々の生活を支援する技術を開発し続けていきたいと考えています。研究者としては1人1人の患者様やそのご家族様へは直接ケアすることはできませんが、多くの同じ境遇の方々が笑顔になれるような研究をしていきたいと思っています。「小さな1歩(疑問)が大きな未来を生む。笑顔は人を変える。」